この時期、野山に入ると新緑の美しさとともに鳥の鳴き声に心が洗われるようです。
皆さまウグイスやホトトギスの声はどのように聞こえるでしょうか?
昔の人はウグイスの鳴き声を「ホウホケキョウ」と鳴いてると考えました。「ホウ」は漢字の「法」で、ほとけ様の教えのこと。「ホケキョウ」は「法華経」で、仏教のお経のことだと思ったのです。
このように耳で聞いた鳴き声を、人間のことばに置き換えることを「聞きなし」といいます。
聞きなしは鳥の鳴き声に多いのですが、ウグイスのほかにも、たとえばホトトギスの鳴き声を「テッペンカケタカ」や「トッキョキョカキョク」と考えました。
「テッペン」は一番高いところをいう「天辺」で、「カケタカ」は、えさを高いところにかけたのかという意味だと考えられています。「トッキョキョカキョク」はそのまま「特許許可局」です。~河北新報別紙より~
頭で考えた訳でもないのに自然とそんなふうに聞こえるから不思議です。結婚生活も夫婦は良いとか悪いとか考えるまでもなく一緒に暮らすものだと思えば離婚などないのかもしれません。お見合いも結婚するためにお会いしてるとお互いに思ったら自然と交際に進むのではないかと思いました(飛躍し過ぎ?)。