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でんでん虫の悲しみ

梅雨の中休みは昨日一日だけで今日はまた梅雨空に戻ってしまいました。

こんな日はアジサイが似合い、その葉っぱにはカタツムリが歩いてるのが目に浮かびます。

そして『でんでん虫の悲しみ』を思い出します。

でんでん虫は、自分の背中の殻の中には悲しみがいっぱい詰まっているのではないかと思いました。

この悲しみはどうしたらいいのか友だちのでんでん虫に”私は悲しくてもう生きていられません”と相談しました。

すると友達のでんでん虫はいいました”あなたばかりではなく私の背中も悲しみでいっぱいです”と。

そこで別の友達のところに行って聞きました。するとその友だちもいいました”あなただけではありません・・・・”

又別の友だちのところに順々に訪ねて行きましたがみんな同じことを言われました。

とうとうでんでん虫は気付きました。

悲しみは自分ばかりではなく誰でも持っているものだから悲しみをこらえて生きていかなければならない。と、

そしてこのでんでん虫は嘆くのをやめました。

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梅雨空のアジサイの中にいるであろうでんでん虫からも教えられることがあります。

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