紅葉をもとめて栗駒山に行ってきました。栗駒山は宮城、秋田、岩手の3県にまたがる東北の中心ともいえる名峰です。宮城県側はいわかがみ平から徒歩で登るの大変そうなので岩手側の須川方面に行きました。
紅葉の名所ですが最近の暑さで紅葉はほとんどしておらず沈黙が続く険悪なムードで、須川湖の透き通った水面も紅葉が映ればさぞやキレイだろうと想像するだけでした。
須川温泉で休憩しながらお風呂に入ってお昼でも食べて帰ろうとしてたところでいい出会いがありました。
露天風呂に向かう途中で、杖をついた70代と思われるお婆ちゃんが娘さんと二人降りてきました。
”こんにちは、お元気ですねー”と何気なく声を掛けたら、ちょっと登って行くと紅葉がとってもキレイな所があると教えてもらいました。杖を持った方が10分ぐらいというのですぐ近いかと思ってタオルを持ったまま行ってみました。
紅葉のキレイな山や、尾瀬を思わせる木道に、賽の河原などゆっくり見ながら一周して1時間くらいかかりましたが、何とか面目を保つことができました。
お婆ちゃんに教えてもらって本当に良かったと素敵な出会いに感謝しながら紅葉が始まったばかりの栗駒山を後にしてきました。これからお出かけになる方は来週あたりがちょうどいいかも知れません。
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