「奇跡のリンゴ」で話題になった木村秋則さんが、偉大な奇跡を成し遂げたと言われるのは無農薬でリンゴを実らせた事実からです。
無農薬のため、来る年も、来る年も実のならないリンゴの木。
しかし、世話をし続けて9年目、遂に花が咲き、実を結んだときは、感動以外の何ものでもありませんでした。
そのリンゴの味は、まったく他のリンゴと異なるばかりではなく、1991年の巨大台風で、青森県内で大半のリンゴが落下し、リンゴ被害額だけでも742億円に上ったときも、木村さんの畑の被害はきわめて軽く、8割以上のリンゴの果実が枝に残りました。
それは、他のリンゴの木と違い、何倍も根を深く張り、強靱な木に育っていたからです。
人生も同じように、寒い暗い、そして動きが鈍い、そのような時にこそ下へ下へと根を伸ばし、人生どのようなことがあっても、この状況でなければ出来ないことを、考えるべきことを、成すべきことを、見つけていくのです。
充分に栄養が備えられ、過保護にされがちな時代ですが、試練の中で本物を育てていきたいものです。
*こんなメールを頂戴しました。
逆境の時こそ耐えて考えて力を蓄えていくことだと思います。温室育ちは北風に当たれば萎れてしまいます。
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