アフガニスタンで、アメリカ軍の撤退で反政府武装勢力タリバンが政権を奪還しました。
9.11テロ以来20年経ち安定した政権ができつつあると思ってたのに米軍の重しがなくなると一気に逆戻りです。この20年は何だったのでしょうか。
撤退の時期がどうだったのかという疑問はあります。いつまでもアメリカに頼ることなく独自の政権が誕生するのは歓迎ですが相手がテロ組織となれば話しは別です。
宗教とは本来人を幸せにするものだと思いますが、イスラム原理主義の思想に基づいてかつてバーミヤンの仏教遺跡を破壊したり女性の権利を激しく抑制してきたタリバンです。
カブールの空港では国外に脱出しようと大勢の人が集まり、飛行機に飛びついてる姿には驚きました。
日本でも終戦直後に、満員の列車やトラックに大勢の人が群がってる映像を見たり、映画や本で読んだこともありますが、飛行機にしがみついてもどうにもならないのにと緊迫感が伝わってきます。
実際空港の周辺で自爆テロが発生して大勢の犠牲者が出てます。そして今後の政治情勢はまったく余談を許しません。
アフガン発展に力を尽くし2年前に銃撃されて志半ばで亡くなられた中村哲医師がご存命だったら現状をどう思われたことでしょう。
世界は今コロナとの戦いで大変な時ですが、貧困、人種、差別、宗教など様々な問題かかえ悲しいことですが紛争は絶えません。
何もできないのはもどかしいけどせめて世界で起きてることに目を向けることだと思います。
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