人間の脳が、とっさに使う回路には大きく分けて『共感型』と『問題解決型』の2種類あることは前にお知らせしました。
前者は、相手には思いやりの足りなさ、ひいては人間性の欠如を感じ、後者は、相手に客観性の足りなさ、ひいては知性の欠如を感じますが、いずれも濡れ衣です。
狩りをしながら進化してきた男性脳は、『ゴール指向問題解決型』で生まれてくる人が大多数です。一方、子育てをしながら進化してきた女性脳は、『プロセス指向共感型』で生まれてくる人が大多数です。
いずれも、そのほうが生存可能性が上がり、子孫を多く残せるからということです。
アナログ気分 プロセス指向共感型回路が好む事象
・脳が「紆余曲折(あ~でもない、こ~でもない)」を好む
・結論を急がない=話しが長い、寄り道をしたがる
・多様性を愛する(バラエティ好き、手作り好き)
・色数が多い、複雑な曲線、キラキラが好き/ヒョウ柄、フリル、ギャザー、リボン、花束、宝石、メイク
・ドラマティック、グラマラス、甘いもの好き
・群れたい、共感したい・されたい
・愛されたい、リア充(自己充足)したい
・意外性(おまけ)、例外(えこひいき)、特別(限定)が好き
デジタル気分 ゴール指向問題解決型回路が好む事象
・脳が、簡潔な事象を好む
・結論を急ぐ、スペック確認・問題解決したがる
・秩序を愛する(グローバル・スタンダード・権威)
・勝ち負け、地位、数字にこだわる(ゲーム、クイズも好き)
・色数が少ない(いっそモノトーン)、直線、横長が好き/無地、ストライプ、シャープ
・機能性メカ、科学技術が好き
・憧れたい・憧れられたい
・必然、公平、普遍を愛する
”まっすぐ、すっきりが嬉しい男性脳。ぶらぶら、てんこもりが嬉しい女性脳”です。交際中の方、結婚されてる方もいろんな面で参考になるのではないでしょうか?
感性コミュニケーション ~男女のミゾを科学する~ より *つづく
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