ものごとは悪いことばかりが続くわけではない、後ろ向きになればなるほど事態は悪化し、苦境の時でも自分が前向きであれば好転するのだ。
仙台市出身在住の作家、熊谷達也さんが「相剋の森」の中でこんなことを言ってました。
「邂逅の森」「氷雪の森」と合わせて森シリーズ第三弾の「相剋の森」を今読んでます。深まりゆく秋の夜長にとても面白くて止まりません。
山形 月山など大自然の中、熊を追いながら生活するマタギを描いた「邂逅の森」、サハリンとソ連にまたがって繰り広げられる「氷雪の森」、新潟山北町を中心に熊の捕殺するか放獣か「相剋の森」は自然と人間の共生について考えさせられます。そしてどれにも男女の愛が絡んできます。
これから寒さに向かう中、読み進むうちに決して近づけない雪深い山々とそこに暮らす人々が目に浮かぶようです。お時間のある方は是非読んでみることをお勧めします。
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